解答と解説
(一)a 文脈
b 困(る)
c 消化
d 厚(み)
(二)八(8)単語
【解説】
深い/コミュニケーション/が/でき/て/いる/とき/です
の8単語が正解。
”補助の関係”の「できている」に注意。
補助の関係は、前の単語に意味を付け加える働きをする語です。
代表的なものとしては,「た・て・ます・です・ば・ない・う」があります。
・た、て(過去):できた →でき+た (できる+た)
・ます (丁寧):できます→でき+ます (できる+ます)
・ば (仮定):できれば→でき+れ+ば(できる+れる+ば)
・ない (否定):できない→でき+ない (できる+ない)
・う (勧誘):やろう →やろ+う (やる +う)
文の単位を理解しておきましょう。以下は大きい順です。
・文章:いくつかの文が集まった一つのまとまり
・段落:文章をいくつかのまとまりに分けたもの
・文 :まとまった1つの意味があり、句点(。)で終わるもの
・文節:意味をこわさずに文を短く区切ったもの
・単語:言葉の最小の単位
(三)3
【解説】
Aの前後の文をみる。
前:コミュニケーションができている
後:コミュニケーションがうまくとれていない
なので、対比を表す接続詞の3「一方」が正解。
(四)うれし
【解説】
「複雑な感情」については、直前の6段落で認識力と共に詳しく述べられている。
「複雑な感情」とは何か、具体的に示している6段落の2文目「うれし~」が正解。
(五)言語化
【解説】
「モヤモヤした思考」=「複雑な感情」を「うまく表現できない」のは何かが「できていない」からである。
筆者は7段落で「文学を読む」ことで表現の「能力」を「身につけられる」と言っている。
この能力のうち、3字なのは「言語化」の能力である。
(六)(例)外見の美しさは種の存続に有利ではあるが、文化を生む教養がないから
【解説】
本文に、「人」は文化を生み、「虎」「鹿」は文化を生まないとあるので、人と虎・鹿の違いについて書く。
”「美」しさより、「教養」「知性」「人格の豊かさ」「深い知識」が必要”、または、”動物にはない”ということが書けていれば正解。
(七)読書をする(こと)
【解説】
⑱に「知識を深めるには潜る能力が必要」で、「読書によって鍛えられる」とある。
よって「読書をする」「本を読む」と書けていれば正解。
(八)3
【解説】
問題文中の5段落の直後に「クリックして3回とべばいい」とある。
また、「関連するページ~」とあるので、3が正解。
(九)(例)SNSは情報摂取の観点から言うとあまり役に立たないから
【解説】
筆者は19段落で、SNSはコミュニケーションのツールとして優れているが、深く知ることは難しいといっている。
よって、”「情報摂取」ではあまり役に立たない”、”「新情報」は出てこない”ことが書けていれば正解。
(十)10段落〜15段落
【解説】
本文のタイトルは「読書する人だけがたどり着ける場所」である。なので、この文章は”読書を勧めている”と考えた上で本文をみる。すると、以下について書かれていることがわかる。
前段:コミュニケーションと文学について ※「魅力的な人」について以前
中段:「魅力的な人はどんな人か」 ※問題文から
後段:魅力的になるには読書が大事 ※「魅力的な人」について以降
9段落までは”コミュニケーションと文学について”、10段落からは”美と魅力”について述べられている。
また、15段落の最後に「魅力的だと思う」とあり、16段落からは”どうすれば魅力的になれるか”を述べている。
よって、10段落~15段落が正解。
(十一)4
【解説】
(10)から、筆者は”読書をすると魅力的になる”と述べていると考えられる。
よって、4が正解。