診断テスト(学習の診断)とは

 香川県内の全中学校で実施する学力を診断する試験です。香川県公立高校入試を模擬して作成されているため、志望校の判断基準になります。教科は国語・数学・英語・理科・社会の5科目です。中学1年生・2年生は年間1回(2月)、中学3年生は年間7回(6月・9月・10月・11月・1月上旬・1月下旬・2月中旬)実施されます。尚、診断テストの成績は評定(内申点)には加算されず、校内順位のみ公表されます。

教科と配分

 教科は国語・数学・英語・理科・社会の全5教科です。配点は各教科50点ずつの合計250点満点です。問題形式診断テストは既習範囲の香川県公立高校入試模擬試験なので、既習範囲の内容がほぼ入試の出題形式で構成されています。したがって、診断テストの得点と香川県公立高校入試の得点は同じような点数になる傾向にあります。

重要度の高い試験回

 診断テストは全て内申点には加算されませんが、中学3年時の第3回〜第5回の平均点で公立高校の受験校を判断します。

診断合計点と偏差値の相関

偏差値70以上 220点以上
偏差値67 210点偏差値65 200点
偏差値62 180点
偏差値60 170点偏差値57 160点
偏差値55 150点
偏差値52 140点偏差値50 130点
偏差値47 120点偏差値45 110点
偏差値42 100点偏差値40 90点

香川県公立高校入試との類似性

 教科数、配点が同じであり、また問題の出題形式も似ているため、診断テストの点数が香川県公立高校入試の得点は概ね同じような点数になると考えて良いでしょう。診断テストと入試本番の点数が30点以上も乖離することは滅多にないと思われます。

効果的な対策方法

 診断テストは各教科50分で配点50点の試験であるため、日頃から制限時間内で問題を解く訓練をすべきです。また、国語では作文、数学では証明、英語では英作文と必ず最終問題の単元が決まっているため、その単元だけを事前に集中対策し得点源にすることがベストです。