解答と解説
(一)4
【解説】
口語:現代の言葉
文語:古い時代の言葉
自由詩:字数などに決まりがなく自由
定型詩:字数や句の数、配列などが一定(俳句や短歌や五七調など)
よって、この詩は4の口語自由詩である。
(二)枝
【解説】
①「根」から②「幹」へ
②「幹」から③「 」へ
③「枝」から④「梢」へ
と、だんだん木の下の方から上の方へと視線が移っているのが読み取れる。
また、①→②→②→③→④と表現が移っているので、③の位置にある「枝」が正解。
(三)4
【解説】
走ったりねころんだりは人の行動なので、雲がすることはない。
よって、人に見立てた「擬人法」が正解。
詩作の主な技法は押さえておきましょう。
倒置法:普通の語順と逆にする技法
体言止め:語尾を体言(名詞)で止める技法
反復法:同一または類似のごくをくり返す技法
省略法:言葉を省いて余韻を残す技法
擬人法:人以外のものを人に見立てて表現する技法
(四)清水(しみず)
【解説】
「虹だった」の前は「雲」であり、虹のあとには「雨」になったとある。また、「いま」は「根から~梢へとのぼりつめて」いる。虹・雲・雨になるもの、根から梢へとのぼりつめるのは「清水」である。
(五)(例)雨の降る様子
【解説】
「雨」が「空」を「スカイダイビング」する=雨が空から落ちる=”雨が降る”である。
(六)ア はっぱ
イ 空へのゆめ
ウ 2
【解説】
ア 最初の段落に描写があって、梢の先にあるのは「はっぱ」である。
イ この詩では「清水」が「空」の楽しさに焦がれている様子が描写されている。”空に焦がれる思い”を本文中から5字で抜き出すと「空へのゆめ」となる
ウ この詩は、空から水が降ってはっぱまで運ばれる様子、理科でいう”水の循環”を描いたものである。循環は”ひとまわりして元にかえり、それを繰り返すこと”なので、2の連続性が正解。