中学3年生 第1回診断テスト

令和2年度 英語 問題3

解答と解説

(1)イ

【解説】
ここでのbestは副詞wellが派生して最上級の形となったもの。the bestの後ろには、“~の中で”にあたる部分が単数名詞ならin、複数名詞(~s)やallならofを使う。問題文の空欄の後ろは“all the seasons”なので、答えはイ。
以下、日本語訳。
A:夏と冬ではどちらの方が好きですか?
B:私はすべての季節の中で夏が一番好きです。

(2)ア

【解説】
hopeは“~を願う”、askは“~を尋ねる、頼む”、likeは“~を好む”、wantは“~を欲する”。A+hope+B動詞で、AはBが~するよう願う、という意味。
以下、日本語訳。
A:来月すごく大きい試合があるんだ。
B:へえ、そうなの?君のチームが勝てるよう願ってるよ。

hopeの後にはthat節が来ることに注意。(that)の後ろには主語と動詞のある文章が入ります。

(3)エ

【解説】
BさんはAさんの誘いを断っているので、“するべきこと”がたくさんある、と考えられる。“to 動詞”で“~するための”という意味になるので、答えはエ。
以下、日本語訳。
A:新しいゲームを買ったんだ。一緒にやろう。
B:ごめん。今日はやらなきゃいけないことがたくさんあるんだ。

“to 動詞”の表現が出てきたら
・名詞的用法(~すること)
・形容詞的用法(~するための)
・副詞的用法(~するために)
のどれに当てはまるかに注意しましょう。

(4)ウ

【解説】
“call back”の意味は“電話をかけ直す”。サムは今いないので、Aさん(ジャック)が彼と話すためには自分から後でかけ直すか、サムに折り返しの電話をもらわなければならない。
Bさんはサムではないのでアは不適。メッセージを残すのであれば“Can I leave a message?”などがふさわしい表現なのでイは不適。Aさんが電話をしたいのはBさんではなくサムなので、call backの主語がyou(Bさん)になっているエは不適。したがって、答えはウ。
以下、日本語訳。
A:もしもし、ジャックです。サムと話がしたいのですが。
B:ごめん、彼は外出中なんだ。
A:わかりました。また後でかけ直します。

May I ~?とCan I ~?はどちらも“~してもいいですか?”と許可を求める表現。電話口で名乗る時は“This is ~.”を使う。

開隆堂(SUNSHINE)
(5)イ

【解説】
アは“何足靴を持ってる?”
ウは“それ、どこで買ったの?”
エは“それ、いつ買ったの?”とそれぞれ日本語訳できる。
Bさんの答えはforから始まっており、期間を表していると判断できるので、答えは“How
long ~”で始まるイ。
以下、日本語訳。
A:君の靴、新しそうだね。それを買ってどのくらいになるの?
B:まだ2週間だよ。

(6)ウ

【解説】
アは“たくさん本を持ってるの?”
イは“この本何回読んだ?”
エは“この本借りてもいい?”と日本語訳できる。
Bさんの答えがNoで始まっていることから、空欄にはYesかNoで答えられる質問が入るのでア
イは不適。Bさんの返事にふさわしい答えはウ。
以下、日本語訳。
A:この本読んだことある?
B:いや、でも母さんが先週読んでた。面白かったって言ってたよ。

東京書籍(NEW HORIZON)
(5)ア

【解説】
空欄に対するAさんの答えが“Twice a week”であることに注目。これは回数を表すので、質問は図書館に行く頻度を尋ねるものと予想できる。頻度を尋ねる時には“How often ~?”や“How many times ~?”を使うので、答えはア。
イは図書館までの距離を、ウは図書館に行く理由を、エは図書館で勉強する時間を尋ねているので不適。
以下、日本語訳。
A:私はいつも、放課後に勉強するため市立図書館に行きます。
B:どれくらいの頻度で行くの?
A:週に2回、火曜日と金曜日に行きます。

“(回数) a (期間)”で“(期間)に(何回)”という表現になる。
(回数)にはonce(1回)、twice(2回)、3回以上の時はthree timesのように~timesが入る。
(期間)にはday(1日)、week(1週間)、month(1か月)、year(1年)などが入る。

(6)エ

【解説】
Bさんはジュースを何から作ったか、を答えているので、
アの“これ自分で作ったの?”やイの“これいくらするの?”は不適。また、Bさんがジュースを作ったのは過去の事なので、willを使っているウも不適。したがって答えはエ。
以下、日本語訳。
A:わあ、このジュースすごくおいしい!どうやって作ったの?
B:たくさんの種類のフルーツを入れて作ったよ。