香川県の中学生が受ける「学習の診断(診断テスト)」は、中学3年生だけのテストではありません。中学1年生・2年生も、毎年2月に1回受験します。

このサイトではふだん中学3年生向けの記事を書いていますが、この記事では中学1・2年生のうちにやっておきたい診断テスト対策を、香川県で診断テスト対策を続けてきた塾講師がまとめました。

この記事のポイント
・中1・中2の診断テストは2月に1回。範囲はその学年で習った1年分すべて
・定期テストとは「範囲・出題形式・難しさ」の3つがちがう
・学校での対策は少ないので、過去問で形式に慣れることが近道

そもそも診断テスト(学習の診断)とは?

正式には「学習の診断」と呼ばれ、香川県内の中学生が一斉に受けるテストです。5教科250点満点で点数が出ます。

学年 回数 時期
中学1年生 年1回 2月
中学2年生 年1回 2月
中学3年生 年7回 6月〜2月

中学校の成績に反映されない場合もありますが、それでも大切なテストです。5教科250点満点という形は、香川県の公立高校入試と同じだからです。「入試で○点を目指す」ことは、「診断テストで○点を目指す」こととほぼ同じ意味になります。

診断テストのくわしいしくみは診断テスト(学習の診断)とはで解説しています。

定期テストとのちがいは3つ

定期テスト 診断テスト
範囲 1か月半〜2か月分 4月〜2月の1年分すべて
出題形式 先生ごとにちがう 教科ごとに毎年ほぼ同じ形
難しさ 授業の内容が中心 基本から難問まではば広く出る

① 範囲:1年分を1日で試験する

定期テストは、1か月半〜2か月で習った内容を数日に分けて試験します。一方、診断テストはその学年で習ったことすべてが範囲です。10か月以上の内容を1日で試験するので、まずは忘れている内容がないか復習するところから始まります。

② 出題形式:教科ごとに決まった形がある

たとえば国語は「小説・古文・論説文・作文」の4題構成、英語は「リスニング・英作文・長文読解」で点数の半分以上をしめます。過去問を見ずに本番をむかえると、見たことのない形式にとまどったまま、時間が終わってしまいます。

③ 難しさ:難問より「取れる問題」が大事

これまで定期テストで苦しんだような難問も、ひととおり出ると思っておきましょう。ただし、難問に時間を取られて、取れるはずの問題を落とすほうが痛手です。250点満点のテストであることを忘れず、基本問題で確実に点を取ることを優先してください。

学校ではどんな対策をするの?

結論から言うと、学校での対策はほとんどないことが多いです。診断テストの直前に、過去問1年分を授業中に解くくらいです。

ていねいな先生だと、難しかった問題を解説してくれることもありますが、過去問を配るだけで終わることもあります。自分で対策しないと、点数にはつながりにくいと考えておきましょう。

中1・中2の診断テスト対策のすすめ方

時期 やること
12月 1年分の教科書・ワークを見直し、忘れている単元をリストにする
1月 リストの単元を復習。数学の計算、英単語、理科・社会の用語を中心に
2月(直前) 過去問を本番と同じ時間で解き、形式と時間配分に慣れる

過去問の解き方は、このサイトの過去問解説も参考にしてください。中学3年生向けの解説ですが、出題の形式は中1・中2と共通しています。

診断テスト対策におすすめの方法

自分だけで対策するのが不安な場合は、診断テストの点数アップに力を入れている塾を利用するのも1つの方法です。

受験専門塾 岡川塾(高松市)
中学1・2年生は「定期テスト+診断テスト」対策
✓ 中1・中2の講座は定期テストと診断テストの対策に特化
✓ 暗記講座・英単語道場で、診断テストに必要な基礎をかためる
✓ 香東校(円座町)・牟礼校(高松町)・瓦町校(塩上町)の3校舎

中学1・2年生向けの診断テスト対策問題集は、現在準備中です。発売時期が決まりしだい、診断テスト対策問題集のページでお知らせします。

最後に

中学3年生になると、どの生徒も診断テストの点数を上げようと本気で取り組みます。そのときに毎年のように聞くのが、「もっと早く始めておけばよかった」という声です。

中学1・2年生の今のうちに、1年分を復習する習慣と診断テストの形式に慣れることを始めておけば、3年生になってからのスタートダッシュにつながります。

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