中学3年生 第1回診断テスト

2019年度 社会 問題1

解答と解説

(1)ア

【解説】
岩宿遺跡は旧石器時代の遺跡。旧石器時代には打製石器が使用されていた。

・旧石器時代…打製石器
・新石器時代(縄文時代)…磨製石器  ←技術の進化でひと手間(磨く)加わる!

(2)たて穴住居

【解説】
三内丸山遺跡は縄文時代の遺跡。縄文時代からたて穴式住居がつくられるようになった。

縄文時代に関するキーワードを覚えておきましょう!
・たて穴式住居…地面を掘ってつくる
・縄文土器…厚手で低温で焼かれた土器。縄目の文様あり。
・貝塚…貝殻や食べ物の残りの廃棄場所
・土偶…土の人形。魔除けや豊作祈願のため。

(3)呼び名:渡来人 記号:イ

【解説】
渡来人(帰化人)は主に古墳時代に中国・朝鮮半島から移住してきた。土偶は縄文時代にあったものなので渡来人によって持ち込まれたものではない。

渡来人が日本に伝えたものを押さえておきましょう! 大きく分けると宗教と技術!
・漢字  ・仏教、儒教  ・養蚕(カイコのまゆから生糸を作る)  ・須恵器  ・製鉄

(4)エ

【解説】
吉野ケ里遺跡は九州・佐賀県にある遺跡

代表的な遺跡の場所を把握しましょう!
・岩宿遺跡(旧石器時代)…群馬県
・三内丸山遺跡(縄文時代)…青森県
・吉野ケ里遺跡(弥生時代)…佐賀県

(5)卑弥呼

【解説】
邪馬台国を治めた女性の王は卑弥呼

卑弥呼は中国にあった魏という国に使者を送り、お返しに魏の皇帝から「親魏倭王」という称号と金印、銅鏡をもらい、王として認められた。
卑弥呼、邪馬台国についての記載がある「魏志」倭人伝も重要!

(6)A→C→D→B

【解説】
旧石器時代(岩宿遺跡)→縄文時代(三内丸山遺跡)→弥生時代(吉野ケ里遺跡)→古墳時代(稲荷山古墳)

主要な遺跡・遺物の作られた時代は覚えておきましょう!