中学3年生 第1回診断テスト

2019年度 数学 問題5

解答と解説

(1)A(2,6)

【解説】
点Aは曲線①上にあり、x=2であることがわかっているので、x=2を曲線①の式y=12/xに代入すると、y=12/2=6
したがって、点Aの座標は(2,6)である。

(2)y=2x

【解説】
直線②は原点、点C、点Dを通るので、点Cか点Dの座標を求めれば、直線②の式が分かる。
点Cの座標から直線②の式を求める。
点Cは点Bとy座標の値が等しいので、点Bの座標が(3,4)の時、点Cのy座標は4であることがわかる。また、点Cは点Aとx座標の値が等しいので、(1)より点Aの座標が(2,6)の時、点Cのx座標は2であることがわかる。つまり、点Cの座標は(2,4)である。ここで、比例定数は4/2=2。
したがって、求める直線②の式は、y=2xである
【別解1】
点Dの座標から直線②の式を求める。
点Dは点Bとx座標の値が等しいので、点Bの座標が(3,4)の時、点Dのx座標は3であることがわかる。また、点Dは点Aとy座標の値が等しいので、(1)より点Aの座標が(2,6)の時、点Dのy座標は6であることがわかる。つまり、点Dの座標は(3,6)である。ここで、比例定数は6/3=2。
したがって、求める直線②の式は、y=2xである。
【別解2】
点Cと点Dの座標から直線②の式を求める。
【解説】、【別解1】より点Cの座標は(2,4)、点Dの座標は(3,6)である。ここで、比例定数、すなわち変化の割合=yの増加量/xの増加量より求めることができるので、変化の割合は(6-4)/(3-2)=2である。つまり、比例定数は2。
したがって、求める直線②の式は、y=2xである。

(3)D(4,6)

【解説】
点Dのx座標は未知数なのでxとおく。点Dのy座標は点Aのy座標の等しいので6である。つまり、点Dの座標は(x,6)とおくことができる。
ここで、点Dは直線②上にあるので直線②の式y=3/2xに点Dの座標を代入すると、6=3/2x
すなわち、x=4であることがわかる。
したがって、求める点Dの座標は、(4,6)である。

(4)16

【解説】
ACの長さが4のとき、点Aの座標が(2,6)より点Cのx座標は点Aのx座標の等しく、また、点Cのy座標は点Aのy座標より4小さいので、点Cの座標は(2,2)とおくことができる。つまり、直線②の式は、比例定数が2/2=1。すなわち、y=xであることがわかる。したがって、点Dは直線②上にあり、点Aのy座標と等しいので、点Dの座標は(6,6)とおくことができる。つまり、ADの長さは4で、求める面積は、4×4=16である

直線や曲線が混ざったグラフは、座標や、直線や曲線の式を書くことができるところはすべてグラフ上に示しましょう。