解答と解説
(1)火成岩
【解説】
マグマが冷え固まってできた岩石を火成岩という。
(2)ア
【解説】
長石の特徴は柱状・短冊状で決まった方向に割れる。
(3)エ
【解説】
マグマの冷え固まる時間の違いで岩石のつくりが変わる。
・ゆっくり冷え固まる(深成岩)=地下深いところ:等粒状組織(等しい大きさの粒)
・急速に冷え固まる(火山岩) =地表や地表付近:斑状組織 (斑(まだら)な大きさの粒)
マグマのねばりけの強さの違いで岩石にふくまれる有色・無色鉱物のちがいが変わる。
・無色鉱物:ねばりけが強いマグマからできた
・有色鉱物:ねばりけが弱いマグマからできた
マグマのねばりけの強さは、火山の噴火の規模にも影響します。
ねばりけが強い:激しい噴火をする、傾斜の急な火山になる(昭和新山など)
ねばりけが弱い:おだやかな噴火をする、傾斜のゆるやかな火山になる(三原山など)
(4)等粒状組織
【解説】AとCはBに比べて粒の大きさが揃っているように見えるので、(3)の解説から等粒状組織とわかる。
(5)a 石基
場所:地表や地表近く
冷え固まり方:急に冷え固まった
【解説】
石基:マグマが急速に冷やされて結晶になれなかった部分
斑晶:マグマがゆっくり冷え固まった、大きな結晶
斑状組織の岩石はマグマが急速に冷やされて、石基と斑晶が混ぜこぜになった岩石である。
(6)はんれい岩
【解説】
Cは等粒状組織なので深成岩で、かつ有色鉱物の割合が大きい。よってはんれい岩があてはまる。