解答と解説
(一)a とこ
b そうどう
c げか
d くさ(って)
(二)六(6)(文節)
【解説】
「ネ・サ・ヨ」という技を使ってこの文章を区切ってみる。
ぼくのネ/家のネ/ほうまでネ/海鳴りのネ/ようなネ/ものがネ/聞こえたネ(7文節)と文節ごとに区切ることができる手法だが、一つだけ例外がある。「ような」は助動詞「ようだ」の変形なので、文節の頭にくることがない。よって
ぼくの/家の/ほうまで/海鳴りのような/ものが/聞こえた
と1つ減らした6文節である。
以下は助動詞の例と意味です。
せる・させる:使役/他の者に~させる
れる・られる:受け身、可能、自発、尊敬
たい・たがる:希望
う・よう :推量、意思、勧誘
まい :否定推量、否定意思
(三)(例)元気をくれる(季節)
【解説】
母の「暑い季節がすぎてお父さんもようやく元気になったのよ」というセリフから、”暑い季節はお父さんの元気をなくす”と考えていることが分かる。ぼくの思いは母の思いと反対なので、暑い季節はぼくを”元気にする”など、”元気をなくす”の反対のことが書けていれば正解。
(四)ア ヒコーキ飛び
イ どのぐらい遠くまで飛べるか
【解説】
文中から「勇気が必要な」行動を6字で抜き出すと「ヒコーキ飛び」となる。また、「ヒコーキ飛び」について13字で説明しているのは「どのくらい遠くまで飛べるか」である。
(五)目
【解説】
(六)ちょっと危
【解説】
この「反応」は肯定的なものか、否定的なものかを考える。ぼくは提案を聞いたあと、「簡単」と考えて「挑んだ」とあるので「反応」は肯定的なものだと分かる。では、なぜ肯定的だったのか?「誰もやったことがない」偉業に心ひかれたから、と読み取り「ちょっと危~」の一文だと答えられれば正解。
(七)(例)ぼくの上半身が残り、背中から砂場に落ちることを予想したから
【解説】
「やっぱりなあ」というセリフから、林田君も失敗すると予想していたことが分かる。ぼくが事前に想像した失敗の理由や、林田君が失敗を予想していたことが書けていれば正解。
(八)(例)自分のヒコーキ飛びを見ていないと思った父親が、ちゃんと見ていたこと
【解説】
「なんだかうれしかった」のは父親は「見ていない」と思ったことが間違いであったからである。ぼくの「勇気ある」「ヒコーキ飛び」を父親が「見ていない」ことはなかったと書けていれば正解。
(九)3
【解説】
「口先を尖らせる」は「不満をもつ」様子を表すので、1の心配しているはふさわしくない。
医者という立場であれば、無謀な遊びで無駄な怪我をされるのを嫌がると医者の感情を予想する。「また君か」というセリフはいさめている・いらだっているというよりは呆れているニュアンスがあるので2、4は違う。よって正解は3である。
(十)3
【解説】
父の言動は「とうとう玄関にも顔を出さなかった」「あんな乱暴をしているから怪我をするのは当たり前だ」という描写がある。
1の「後悔している」であれば、怪我を心配をするであろうから違う。
4の「ぬくもり」も同様。
すると、2の「冷たく突き放す」か3の「気にかけ見守る」である。(8)から父親はぼくの行動を気にかけて見ている描写があるので、3が正解。