2019年度 英語 問題8

【解説】
華奈の家の玄関の扉が二重になっているという話題。後に、華奈が「冬はとても寒い」と述べていることから、「部屋を暖かいままにする」という意味のwarmが適切。

【解説】
空欄の後ろ側（it is ～）が前側（we have ～）の理由となっているので、接続詞becauseが入る。

【解説】
A　直後にエマがデンマークと札幌の気温を比較しているので、どちらが寒いか聞いているウが適切。
B　エマが初めて見るこたつに感激している場面なので、こたつを欲しがっているカが適切。
C　直前にエマが、デンマークでは冬の時期には朝の8時30分に太陽が昇り、午後3時ごろに暗くなり始めると述べているため、日中の時間が短いことに驚いているアが適切。
D　エマが直前に「一緒に鍋料理を食べたい」、直後に「すてきだわ。」と喜んでいるので、エマの要望が叶っている。なので、今日の晩ごはんが鍋料理だと言っているエが適切。

以下、日本語訳。
ア　昼間の時間がとても短いんだね！
イ　昼間の時間がとても長いんだね！
ウ　デンマークと札幌ではどっちが寒いの？
エ　今日の晩ごはんは鍋料理だよ。
オ　4月の札幌は寒いよ。
カ　デンマークにもそれが欲しい。

【解説】
下線部③が含まれる文章から、「こたつで過ごすこと」であり、直後の文章から「鍋のような温かい鍋料理を食べること」が日本のヒュッゲと述べられている。

【解説】
ア　本文25行目でヒュッゲの意味が述べられている。
イ　本文25行目から29行目でデンマークの冬は夜の時間が長い（昼間の時間が短い）と述べられている。
ウ　本文35、36行目で、家で快適な時間を過ごすために、すばらしいデザイナーのいすが使われると述べている。

【解説】
ア　本文11行目でデンマークと札幌は同じくらい寒いと述べられているので、不適。
イ　本文28行目の内容と同じなので、適切。
ウ　本文31行目で冬にはレストランではなく家で過ごすのを楽しむと述べられているので、不適。
エ　冒頭で玄関が二重ドアになっているのは札幌なので、不適。
オ　本文44行目でエマの発言の内容と同じなので、適切。

以下、本文日本語訳。
華奈：私の家へようこそ。
エマ：ありがとう。すてきなお家ね。
華奈：ありがとう。どうぞ入って。
エマ：わあ！ドアがもう一つ？あなたの家の玄関はドアが二重になっているんだね。
華奈：そう、だから部屋を暖かいままにしているの。
エマ：ああ、なるほど。ドアを二つ使うのは良い方法ね。
華奈：うん、冬はとても寒いからドアを二重にしているの。札幌では、4月でもまだ寒いんだ。
エマ：デンマークも寒いんだよ。
華奈：デンマークと札幌ではどっちが寒いの？
エマ：札幌と同じくらい寒いと思うわ。
華奈：そうなんだ。じゃあ、家の中を見て回ろう。
エマ：うん、そうしよう。
華奈：ここがリビングだよ。
エマ：これは何？テーブル？
華奈：うーん、テーブルみたいなものかな。それで日本語でこたつって言うんだ。とても暖かいよ。試してみて。
エマ：わあ！ふとんで覆われているからとても暖かい！すごい！
華奈：そうでしょう。それでテーブルの下に電気ヒーターがあるんだよ。
エマ：すごい！デンマークにも欲しいな。
華奈：ははは。いつもここに座って、テレビを見たり、本を読んだり、晩ごはんを食べたりもするんだよ。だれもこたつから出たがらないの。
エマ：ヒュッゲみたいだね。
華奈：ヒュッゲ？ヒュッゲって何？
エマ：毎日を快適に過ごすっていう意味なんだ。例えば、冬は夜が長いんだ。
華奈：夜が長いの？
エマ：そう。私の国では、冬の時期には午後3時位に暗くなり始めて、朝の8時半に太陽が昇るんだ。
華奈：本当？昼がとても短いんだね！
エマ：そう、だから冬は家で過ごして楽しむんだ。例えば、温かいコーヒーを飲んで暖かい部屋で本を読んだり、家の中で友達とごはんを食べたり、温かいお風呂にずっと浸かったりとかね。冬は自分たちの家で楽しむことができる。それがヒュッゲなの。
華奈：デンマークはすばらしいいすのデザイナーがたくさんいるって聞いたんだけど、それもヒュッゲのため？
エマ：そう、家で快適に過ごすためのものなの。くつろぐのに良いいすを選ぶんだよ。
華奈：そうなんだ。だからこたつのことを聞いた時、「ヒュッゲみたい」って言ったんだね。
エマ：その通り。こたつで過ごすことが日本のヒュッゲだと思った。
華奈：おもしろいね。私たちは冬に鍋みたいな温かい料理をよく食べるけど、ヒュッゲも？
エマ：うん、そうだと思う。温かいものを食べて寒い冬を楽しんでいるんだね。
華奈：そうだね。こたつで鍋料理を食べるよ。
エマ：へえ！私も一緒に食べたいな。
華奈：お母さんが今日の晩ごはんは鍋だって言ってたよ。
エマ：わあ！すてきだわ。