第3回の診断テストが終わり、次は第4回です。第4回は例年11月に行われ、中3の2学期に習ったばかりの単元が本格的に出題されます。そのため、多くの中学生が点数を下げやすい回です。

この記事では、第4回までの約1か月を4週間に分けて、何をどの順番で勉強すればよいかを、香川県で診断テスト対策を続けてきた塾講師がまとめました。

第4回診断テストの特徴

第4回の目標は「第3回の点数を下げないこと」です。中1・中2の内容に加えて、中3の新しい単元が増えるため、何もしなければ点数は下がるのがふつうだからです。

  • 中3の2学期の単元が出る:数学の関数 y=ax² や相似、社会の公民、理科の中3分野など、習ってまもない単元が入ります。
  • 問題を解くスピードが求められる:問題量が多く、最後の大問まで時間が足りない生徒が増えます。
  • 志望校を考える材料になる:第3回〜第5回の結果は、三者面談や志望校選びで特に重く見られます。

出題範囲は学校の進み具合によって少しずつ違います。学校から配られる範囲表を必ず確認してください。各回の詳しい傾向は第4回診断テスト 傾向と対策でも解説しています。

1か月の勉強計画(4週間)

4週間を「見直し → 新単元 → 実戦 → 仕上げ」の順に使います。いきなり問題集を解き始めるより、自分の弱点を先に決めたほうが、短い期間で点数につながります。

時期 やること ポイント
1週目 第3回の見直し 間違えた問題を「知らなかった」「時間切れ」「ケアレスミス」に分けて、弱点リストを作る
2週目 中3の新しい単元 関数 y=ax²、相似、公民、理科の中3分野など、2学期に習った単元の基本問題を固める
3週目 過去問を時間どおりに解く 本番と同じ時間を計って解き、時間配分のくせを確かめる
4週目 直しと暗記の仕上げ 3週目で間違えた問題の解き直しと、社会・理科の用語、英単語の総復習

1週目:第3回の見直しで弱点を決める

返ってきた第3回の答案を使います。間違えた問題に印をつけ、理由ごとに分けてください。

  • 知らなかった:教科書やワークに戻って、基本から覚え直す。
  • 時間が足りなかった:解く順番と時間配分を見直す(3週目で練習します)。
  • ケアレスミス:どんなミスだったかをノートに書き、テスト前に読み返す。

2週目:中3の新しい単元を固める

第4回で点数を落とす一番の原因は、習ったばかりの単元です。応用問題に進む前に、教科書の例題とワークの基本問題を確実に解けるようにします。

3週目:過去問を本番と同じ時間で解く

このサイトの過去問解説も使いながら、本番と同じ時間を計って解きましょう。解き終わったら、どの大問に何分かかったかを書き出しておくと、本番の時間配分が決めやすくなります。

4週目:直しと暗記で仕上げる

新しい問題には手を広げず、3週目までに間違えた問題をもう一度解きます。社会と理科の用語、英単語は、ここで一気に点数が伸びる教科です。

教科別のポイント

国語

長い説明的文章と作文が点数を左右します。作文は「250字程度で、自分の立場を決めて書く」形が多いので、書き方の型を決めておくと時間を節約できます。書き方は診断テストの作文の書き方で紹介しています。

数学

前半の計算問題や小問は、全員が取りたい問題です。ここでミスをしないことが第一です。関数 y=ax² と相似は、基本の解き方を確実にしてから、過去問の大問に挑戦しましょう。

英語

リスニングと長文読解があります。長文に入るまでに時間を使いすぎないよう、文法問題をすばやく解く練習をしておきましょう。

理科・社会

中1・中2の内容も多く出ます。新しい単元だけでなく、苦手な分野の用語を一問一答で見直すと効率よく点数が上がります。

よくある失敗

  • 苦手な教科ばかりやって、得意な教科の点数が下がる
  • 問題集を新しく買って、途中で終わってしまう
  • 過去問を解いたまま、直しをしない

1か月は思っているより短い期間です。使う教材を絞り、直しまで終わらせることを優先してください。

まとめ

第4回診断テストは、中3の新しい単元が増える分、点数を保つだけでも価値のある回です。1週目に弱点を決め、2週目に新単元、3週目に過去問、4週目に直しと暗記という順番で進めましょう。

回ごとの対策問題がほしい人は、診断テスト対策問題集もあわせてご覧ください。