解答と解説
(1)植物のはたらきで石灰水が変化したことを確かめるため
【解説】
1つの条件だけを変えて実験を行うことを「対照実験」という。もし、aとcのみしかなかった場合、ふくろ内にはコマツナと空気があるので、aとcの実験結果の違いが植物によるものだと断言できない。暗いところではふくろ内の空気が自然にポリエチレンのふくろやストローと反応して変化してしまっている可能性もある。植物がないだけであとはaと全く同じ状態を作って変化がないことを示している。
(2)二酸化酸素
【解説】
暗いところではコマツナは光合成をせず、呼吸のみ行ったのでふくろ内に二酸化炭素が放出され、石灰水が白く濁った。
(3)ア 葉緑体
イ 吸収
【解説】
モヤシのような暗いところで発芽する物質は光合成(二酸化炭素を吸収→酸素を放出)が必要でないため、葉緑体を持っておらず、白い。
(4)ア
【解説】
植物は1日中呼吸をしている。
(5)植物が呼吸によって出す二酸化炭素の量よりも、光合成によって使う二酸化炭素の量が多かったから
【解説】
光合成による空気の出入りの量の方が、呼吸による空気の出入りより大きい。そのため、光合成と呼吸を両方行っている日中は見かけ上、二酸化炭素を吸収して、炭素を放出しているだけのように見える。